【第1話】医師から不妊原因の特定と治療説明を受けた

多嚢胞性卵巣症候群の特徴

病院を変えて改めて検査をしてもらったところ、やはり私は多嚢胞性卵巣症候群という排卵障害でした。(前回のお話)

通常毎月1つの卵胞が子宮の中で育ち、それが排卵されるところ、多嚢胞性卵巣症候群だと、同時に複数個育ってしまい、狭い子宮の中でそれぞれの卵胞が充分な大きさまで育つことが出来ない状態になります。

充分な大きさまで卵胞が育たないので、排卵することが出来ず、排卵できなかった卵胞がどんどん子宮の中にそのままたまっていき、子宮がどんどんせまくなっていってしまうんです。

子宮の中に充分な広さがないと卵胞が育つことが出来ないのに、多嚢胞性卵巣症候群の場合は、中途半端に育ったままの卵胞がたくさん子宮の中に残ってしまうことで、どんどん排卵しにくい状態になってしまうのが特徴です。

多嚢胞性卵巣症候群の治療の4STEP

婦人科で多嚢胞性卵巣症候群だと診断された私は、すぐにでも妊娠をしたいこと伝え、さっそく多嚢胞性卵巣症候群の治療を始めることにしました。いわゆる不妊治療とよばれるものですね。

多嚢胞性卵巣症候群の不妊治療の場合で妊娠を目指す場合は、大きく4つのステップがあります。

STEP1.飲み薬の排卵誘発剤による投薬治療

投薬療法とは個人個人の卵巣の状態にあわせて排卵を促す排卵誘発剤を投与して、卵胞を育てる治療方法です。

飲み薬は不妊治療の第一歩として使われることが多いスタンダードなものですが、副作用があったりして、飲み続けると体調が悪くなったりするものも。

排卵誘発剤を飲みだしたら、できるだけ早い段階で妊娠を目指すことが大切だと、医師から話を伺いました。

このあたりはまだ、毎月の診察費と薬代で数千円程度で済みます。

STEP2以降はどんどん金額負担も増えるため、金銭的にも肉体的、精神的にもなるべくこの段階で妊娠を目指したほうが良いです。

STEP2.自己注射の排卵誘発剤による投薬治療→毎日自分でお腹に注射するの…

一般的には飲み薬からはじめて、それでも効果が得られない場合は、より強力な自己注射による排卵誘発剤による投薬治療に切り替えていきます。

自己注射による治療は結構、大変です・・・

飲み薬が効かない場合は、自己注射といって、毎日自分で自分のお腹に注射をして卵胞を育てていかなくてはならず、肉体的にも精神的にもかなり苦痛が伴います。

毎晩、自分のお腹に注射を打ち続けるなんて、想像しただけでも大変ですよね。。。

このあたりから毎月の診察費と薬代で約1~2万円くらいかかるようになります。前回の不妊治療で経験しましたが、注射が苦手な私は逃げ出したいほど苦痛でした…

STEP3.人工授精

それでも妊娠しない場合は、毎日、自己注射を打ちながら卵胞を育て、更に今度は、夫婦生活でのタイミング法ではなく、人工授精により妊娠を目指します。

性行為による射精は、子宮の奥にいる卵子のところまで精子が必ずしも到着するとは限りません。人工授精は子宮に小さな管を入れて、別で採取した夫の精子を直接子宮の奥に届けて受精しやすくするものです。→カテーテル入れるんだよね…

1回の人工授精で約1.5万円~3万円かかるようになります。そのほかにも診察費や薬代などがかかります。

自己注射もしながらの人工授精は、精神的にも肉体的にもだいぶ辛いです…

STEP4.体外受精

体外受精は子宮から人為的に取り出した卵子を体外で精子と受精させて、受精卵になった状態で子宮に戻す方法です。1回当たり30万円~60万円かかります。

1周期ごとの費用が桁違いなので、授かれるまでに数百万円かかることも…

※状況に応じて、途中で腹腔鏡手術により卵巣にレーザーで複数の穴を開けて人工的に排卵しやすくさせるという選択肢もありますが、全身麻酔で入院が必要な治療であることや効果の持続期間が1年程度であるという弱点もあります。不妊治療で全身麻酔・・・抵抗がある人も少なくないようです。

また、体外受精でも難しい場合は、より高度で高額な顕微授精も検討していきます。

以上のようなお話を医師から聞かされ、いよいよ私の不妊治療が始まることになりました。

ぶっちゃけ、今回の病院の先生はすごく詳しく教えてくれて、病院選び大事って思った。(前回の病院はたいして説明もしてくれないし、最初から体外受精ありきの感じで商売っ気を感じたんだよね…)

←前 【はじめに】自己紹介と妊活を始めたきっかけに戻る次→ 【第2話】クロミッドによる不妊治療開始。だが…

ぴこ家『ぴこ(私)、ぴこた(夫)、ぴこたろ(息子)の3人家族🏠』

多嚢胞性卵巣症候群の不妊治療を経験して、1児の男の子を子育て中です。

最初の1年は、不妊治療してもなかなか授かれず、やっと陽性が出たと思ったら、子宮内膜6mmで薄すぎて流産してしまったりと失敗続き。

葉酸サプリの選びかたを見直してから状況が変わり、再開した不妊治療では、子宮内膜11mmキープしたままたった5周期で妊娠→出産。

同じ失敗をしてほしくないという思いから、自分の体験を正直に書いている。